北前船とは/用語解説/佐渡ひなた&佐渡稲造編 - 佐渡島のさどさんち

佐渡島 名所紹介

北前船とは (読み方:きたまえぶね)

北前船っていうのは、江戸〜明治の時代にかけて活躍した買い積廻船の総称なんだ。

かいつみかいせん??

買い積廻船っていうのは、船の持ち主自身が商品を買い込んで商売する船のことだよ。

へぇー、船に乗った商人さんなんだね。
その船が佐渡によく来てたの?

そう。
北前船は大阪と北海道の間を行き来して、商売をしていたんだ。

??? あれ?
大阪から北海道だと、
佐渡は通らないんじゃないの?

あー、大阪からは太平洋側には出ないで、瀬戸内海の方へ向かい、関門海峡から日本海に出るんだよ。

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これを西廻り航路といって、当時はこのルートが海運の主流だったんだぞ。

ふぅ〜ん。
でも、北海道に行くには
すっごく遠回りな気がするよ?

当時の船は航続距離が短かったから、どうしても寄港しながらの船旅になるんだ。だから遠回りになるのは気にならなかったんだろうな。

そっかー。
寄り道しながらだととっても楽しいもんね!

大阪から北海道への下り航路が約2ヶ月間、
北海道から大阪への上り航路だと3ヶ月間強ほどかかったんだ。

あれ? どうして行き道と帰り道で
そんなに日数が変わっちゃうの?

それは日本海を流れる対馬海流の影響なんだ。往路は海流に乗って進むから速く、帰路は海流に逆らって進まないといけないから遅くなる。

へぇー、海流でそんなに変わっちゃうんだね。
帰り道は大変だったんだー。

そうだぞ。
それに当時の船は今ほど大きくもなく、安全性も高くはなかったから、命がけの航海だったんだ。

佐渡のあちこちに寺院や神社があるだろう?
その多くは海での安全を祈願したものなんだよ。

ひな知ってるよ!
津神島の神社!!

ああ、そうだな。
津神島には津神神社と善宝寺という…

いな兄!!
津神島に行こうっ!

お、おい、ひなた!
ま、待て待て!!

いな兄〜、先に行ってるよー

あー、相変わらず思い立ったら止まらない奴だな。
まあ、着いて行ってやるか。